2021年 丑(うし)年!「丑」という字の成り立ちとは?

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丑年の特徴
もともと十二支は植物が循環する様子を表しています。

丑は十二支の2番目で、子年に蒔いた種が芽を出して成長する時期とされています。

丑年には、先を急がず目の前のことを着実に進めることが将来の成功につながっていくといわれています。

「丑(うし)」という字の成り立ち
「丑」という字は、手の指を曲げて物を握る様子を表した象形文字で、つかむ、からむという意味があります。

糸へんに丑と書く「紐(ひも)」にその意がうかがえます。

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中国の『漢書』では「丑」は曲がる、ねじるという意味を持ち、芽が種子の内部で伸びきらない状態を表しているとされています。

十二支は、もともと植物が循環する様子を表しているので、十二支の2番目に、芽が種子の内部で伸びきらない状態を表す「丑」がくるのです。

牛 耳 る
団体や集団の実権を握り、思うままに支配することのたとえ。

春秋戦国時代の中国で、同盟を結ぶときは盟主がいけにえとなる牛の耳をとって裂き、諸侯がその血をすすって誓い合ったという故事に由来しているそうです。

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