暑くなるとミネラル不足になる!

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足がつりやすくなる
寝ている間に急に足がつり「イタタぱ」なんて悲鳴を上げながら目が覚めた経験はないでしょうか?

足がつる症状には筋肉疲労や血流不足など、いくつかの原因が考えられますが、発汗による水分・電解質のバランスの乱れもそのひとつです。

筋肉の収縮をスムーズにするカルシウム、神経の興奮を抑えてカルシウムの働きを助けるマグネシウム、筋肉の活動を調節するナトリウムやカリウムといったミネラルが不足すると、筋肉の収縮と弛緩がうまくいかず、こむら返り(筋痙攣)を引き起こす原因となってしまいます。

貧血を起こしやすくなる
ヘモグロビン(血液の赤色色素)の成分となる鉄分が不足すると、貧血や倦怠感、筋力の低下、冷え性の原因となることがあります。

女性は月経や出産によって鉄分を排出する機会が多く、気付かないうちに慢性的な鉄不足となっていることも。

髪の毛や爪、肌の健康が損なわれる
歯、骨、爪を形成するカルシウム、血液循環によって体内に酸素を運ぶ鉄、新陳代謝を活発にする亜鉛などが不足すると、肌や髪、爪などの健康が損なわれることがあります。

「最近爪が薄くなった」「髪にツヤがない」と気付いたら、たんぱく質やビタミンと共にミネラルの積極的な摂取も心がけましょう。

気温の高い状態が続く夏は、特にミネラル不足に注意が必要です。

大量の汗が体内のミネラルも一緒に排出してしまったり、食欲が落ちて慢性的な栄養不足に陥ってしまう恐れがあるためです。

夏に負けない元気な身体を今のうちに作り始めましょう。

参考まで