興味を持って話を聞こう!魔法のコミニケーション「それで・・・?」

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興味を持って話を聞こう
話がおもしろくて、早く先が聞きたいとき、「それで?」と促すことがありますよね。

「それで?」という言葉は「あなたの話にすごく興味をもっているから、もっと聞かせてほしい」という気持ちの表れです。

要するに「あいづち(相槌)」なのですが、息の合った槌の動きのように会話をはずませる重要な役割を持っています。

これに対して、ひと言で会話を打ち切ってしまう言葉は「カッター」です。

「学校で図工の時間にこんなことがあったんだ」と子どもが話しかけてきたとき「で?」と強い口調で言ったり「だから?」とカッターを出せば、会話がブッっと途切れてしまいます。

職場でもこのような場面もあると思います。
「それで?」と聞くと、どんどんしゃべってくれます。
「それで?」というのは、話を引き出し、促すための短い「質問」なのです。

「それで?」というのは、表面的な認識で終わらせるのではなく、より相手の深いところを知るための質問です。
いわば、心の深堀をしていくための質問といってようでしょう。

子どもや部下と話すとき、その言葉尻や表面的なものにとらわれるのではなく、その奥にある気持ち、大切にしているものを見つめていくのが、理想的な親や上司の関わり方ではないかと思います。

親子や職場でのステキな係わりのために「それで?」という質問をつかいましょう。

出典:子供がやる気になる質問 マツダ ミヒロ著

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