骨盤のズレが健康や体型に悪影響を与えることはご存知ですよね。
その背景に骨盤を支える臀筋の筋力低下があります。
他にも臀筋が衰えると膝痛や腰痛・冷え症・尿漏れ・足がもつれての転倒などを引き起こします。
臀筋は全身の筋力の中で2番目に大きい大臀筋とその後ろにある中殿筋です。
大臀筋はお尻の膨らみを作り、歩く、立ち上がる、階段を登る、ジャンプする時によく使われ、股関節やひざ関節の伸縮にも関わる筋肉です。
とりわけ歩行では、骨盤を安定させて姿勢を維持する役目や、前に進むための重心移動など、大臀筋が重要な役割を担っています。
大臀筋は男性の70才に対し、女性は50代半ばという早いうちから衰え始めます。
女性に変形性ひざ関節症が多いのもこれが原因です。
もうひとつの中殿筋も衰えると足を前に踏み出す時に力が入らず、足がもつれて転びそうになったりします。歩行が安定しません
大殿筋と中殿筋を鍛えるトレーニング
動きが鈍くなったり、歩いていて転びやすい人はトレーニングしてください。
背中でなく、お尻の筋肉を意識して持ち上げてください 。
床についた両手で体を支えるようにし、少し力を入れながら大殿筋を意識してお尻を持ち上げてください。
背中の筋肉に力を入れてお尻を持ち上げると効果が半減するので注意してください。
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