ブラッシングなどの際に、髪がブラシにちょっと引っかかっただけで途中から切れてしまう、いわゆる切れ毛になりやすい状態は髪の健康状態があまりよくない証です。
主な原因はキューティクルの劣化にあります。
対処法としてはトリートメントをしっかりとして髪に潤いを与えるべきですが、そもそも切れ毛になってしまう原因は髪がメタボ化してしまっている状態。
いわゆるメタボ髪状態なのかもしれません。
メタボ髪とはどんな髪の状態?
メタボとはもちろんメタボリックシンドロームの略で、内臓に脂肪が付き過ぎてコレステロール値が極めて高い状態を指します。
結果として髪のバリアーといえるキューティクルが劣化してしまうため切れ毛の原因となってしまいます。
メタボ髪が進行するとどうなるの?
「メタボ髪」が厄介なのは、表面からは見分けにくい所にあります。
油脂分の皮膜で覆われているため、初めは傷みが進行しても枝毛としても現れません。
そして、その間にも内部では少しずつタンパク質が侵されて空洞化が進み、弾力が失われて強度が限界まで落ちるとある日突然、プチプチ切れてしまいます。
そう、ある日突然切れ毛になってしまうのです。
さらに、毛穴が油脂分で埋め尽くされてしまうと、細く成長不足の髪しか育たず、抜け毛の増加にも繋がります。
メタボの髪を予防するには?
髪に不必要な油分が付着し、蓄積してしまうことがメタボ髪の主な原因です。
そして不必要な油分は主にシャンプーに配合されている成分です。
シャンプーに含まれる、髪に不必要な油分は添加物ということになります。
多くの場合、香料や保存料などの用途で配合されていると思われます。
そのためメタボ髪の自覚症状が表れた場合はシャンプーを見直すべきでしょう。
このような症状を懸念して、様々なシャンプーがテレビコマーシャルや広告などで紹介されています。
しかし、種類が多すぎてなにを選んで良いか?どのようなシャンプーを選んだらよいか?わからないというご質問も多くよせられるようになっています。
特に、切れ毛に悩んでいる方は、メタボ髪の解消を考えると「手触り・香りの良さ・便利さ」だけで選ばないことです。
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