男性は「受けとり上手」な女性が好き
遠慮には、相手の距離を広げるというデメリットもあります。
図々しいと思われたくないからだとしても、あまりにも遠慮しすぎるのは相手に「私はあんたとそんなに親しい関係ではありませんから」と言っているのと同じだからです。
気持ちのいい付き合いをするには「遠慮はほどほどに」ということを肝に銘じて下さい。
遠慮するクセをなくすには、最初は小さなことから始めていけばいいのです。
例えば、コーヒーをご馳走してくれるという人に対して「いいです、いいです」と言うのではなくて「ありがとうございます」ということから始めましょう。
心の中でコーヒーを飲みたいと思っていたら「うれしいな。今、コーヒーが飲みたいと思っていたんですよ」と素直に伝えましょう。
ほしいものをほしい、好きなものを好きと素直に言えることは、幸せになるためにとても大切なことです。
気になる彼から「もうすぐ君の誕生日だね、何かほしい?」と聞かれたとき「ありがとう、でも気持ちだけで十分よ」と遠慮してしまってはいけません。
相手はせっかくの好意を拒絶されたと感じてしまいます。
「そうね、私ほしいものがあるのよ。今度ふたりでデパートにいって、一緒に選んでくれる?」と好意を受け取ってあげれば、相手もプレゼントのしがいがあるというものです。
幸運を次々とあなたのもとに飛び込んでくるでしょう。
とことん、話を聞いてあげよう
人間は、本能的に人の話を聞くよりも話すほうが好きな動物です。
しかも自慢話や会社のグチ、悩みごとなどはとくに聞いてもらいたいのです。
ところが、逆にそれを聞かされるのには耐えられません。
ある漫才師がテレビでこんなことを言っていました。
「3分間いたらイヤになり、5分間いたら金をくれ」これは、自分にとって興味のないことをえいえんと聞かされる人間の心情を皮肉ったものです。
水商売の人たちは、人のつまらない話をよく聞いてあげることで、商売を成り立たせているといっても過言ではありません。
ホステスさんたちは、お客さんが何を言っても否定することはありません。
男性は会社のグチや悩み、恋人や奥さんに話せばバカにされそうな自慢話を彼女たちに聞いてもらってストレス解消をしています。
まるで、個別にカウセリングをしてもらっているようなもの。酒代が高くなるのも当然でしょう。
もしもあなたが好きな人とゆっくりと話す機会ができたら、何よろもまずは彼の話を最後まで、じっくりと聞いてあげることで励んで下さい。
つまり、あなたが彼だけのカウセンラーになるのです。
彼はもう、それだけであなたのことを「いい人」だと思ってくれるでしょう。
参考まで