「秋も一段と深まり」「落ち葉がカラカラと風に舞う季節となりました」など、時候の挨拶などに、季節感を取り入れる文化が日本にはあります。
「旬」を大切にし、季節ごとの楽しみを見つけ、季節の移ろいを楽しむことのできるのが日本人。
道端・川辺・山々に草花が咲き、食卓には季節ごとの旬な食物が並び、暦の上では四季折々の神事があります。
普段の日常生活を通して、当たり前の様に四季の移ろいを感じていたことは、もう“古き良き日本”になってしまったのでしょうか?
いつでもどこでも欲しい物が手に入るような便利な世の中になった反面、旬の境界線は無くなりつつあります。
季節に対する意識や感動を見出す感性が失われているような気がします。
何気なく過ごしている日常の中に「チョットした旬や季節感を感じる心の美しさ」をこれからも大切にして行きたいものです。
忙しい毎日を送っている方、ほんの少し、立ち止まる時間を作ってみませんか?
心に余裕ができたり、気持ちが豊かになれば、人生を楽しんだり夢中になれる事がみつかるかもしれませんね。
参考まで