食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋…。
「○○の秋」には色んなものがありますね。
気候も過ごしやすくなって、食べ物もおいしい時期。
いろんなことに打ち込める絶好の季節の到来です!
旬の味覚を楽しむ「食欲の秋」
秋の味覚といえば、サツマイモ、梨、栗、松茸、柿、新そば…。
思い浮かべるだけで、お腹がグーッと鳴りそうですね。
なぜ秋には食欲が増すのでしょう?日照時間が短くなると、心身の安定につながる脳内の「セロトニン」の分泌が減り、それを補うためにたくさん食べたくなる。
気温が下がると基礎代謝が上がるため、寒い冬に備えてカロリーを蓄えておこうとする。
など、色んな説がありますが、美味しいものがたくさん旬を迎えるから、というのもシンプルな理由の1つ。
栗、かぼちゃ、ぶどうなど“秋の絶品スイーツ”を味わいに出かけてみませんか?
秋の夜長にぴったりな「読書の秋」
「読書の秋」という言葉は、唐の時代、韓愈(かんゆ)という詩人が詠ん「灯火親しむべし(燈火稍可親)」という詩が元になっていると言われています。
夜が長く、涼しい秋は、静かに読書するにはピッタリの季節ということですね。
コロナ禍で外出が減った現在、久しぶりに旅に出たいひ遠出をしたいひと思っている人は多いはず。
せっかくなら、旅行に出たくなるような本を読んでみませんか?
絶景を見に行くのも、身近ではできない体験をしに行くのもいいですね。
たとえタイミングが合わなくても、妄想の中の旅行だって楽しいもの。
身近な図書館やブックカフェで素敵な本を探してみましょう。
感性を磨く「芸術の秋」
「芸術の秋」という言葉は、1918年、雑誌で登場した“美術の秋”という言葉がきっかけなのだそうです。
大正モダニズムが花開いた時代、芸術の秋はすぐに根付いていったとか。
涼しくて快適な秋は、じっくりと作品を鑑賞したり、制作に取り組むには絶好の季節。
アートを楽しむにはやっぱり美術館。
幸い、全国各地には個性的な美術館があります。
旅行の目的地のひとつに美術館をチョイスする人も多いのでは。
整理券制やネット予約制を採用しているところも増えて、混雑や密の心配もあまりないのはうれしいですね。
外で体を動かす「スポーツの秋」
今年は祝日が移動になりましたが、10月10日の「体育の日」は、2019年から「スポーツの日」に名前が変わりました。
この日が運動会だった人も多いのでは?湿度も低く、日差しも強すぎない時期は、スポーツにぴったり。
お家ヨガやウォーキングも爽快ですが、密にならないよう注意しながら、外で思い切り体を動かすのも良いですね。
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