聞こえを悪くする音響外傷
ロックコンサートで大音量を聞いたとき、耳が痛いと感じたことはありませんか?
その後、音が聞きづらくなって、話し声がつい大きくなったという経験がある人も多いでしょう。
これは一過性の音響外傷で、難聴の程度が軽ければ、時間がたてば元に戻ります。
ヘッドホン難聴に注意
音楽外傷の中で近頃心配されているのが「ヘッドホン難聴」
ヘッドホン(イヤホン)を使用すると、通常は空気に伝わる過程で弱まるはずの音の周波数が、高いまま直接耳に伝わり、内耳にダメージを与えるのです。
だんだん聞こえが悪くなるので、気づきにくいのですが、耳が詰まった感じがするなど、聞こえがおかしい場合はお早めに専門医を受診しましょう。
予防
耳を休ませる
連続1時間以上は聞かない1時間聞いたらヘッドホン・イヤホンをはずし、5分程度は耳を休ませます。
また、体調が悪いときなどはヘッドホン・イヤホンで音楽を聞くのを控えましょう。
音量を上げすぎない
ヘッドホン・イヤホンをつけたまま会話ができる音量にしましょう。
参考まで