外は暑い、室内は寒い日本の夏
「夏」冷えの原因のひとつは冷房
冷房が効いた場所に長時間いることで、体は芯から冷えます。
他にもコンビニやスーパーなど、街の至る所がキンキンに冷えている状態です。
さらに、夏の食事にも冷える原因がたくさんあります。
冷たい食事に飲み物、おやつにアイスクリーム、夜はビールと1日を通して冷たい物をとる機会が増えます。
このように夏は、冷える原因がたくさん、もはや私たちは生活は冷えて当然といえます。
冷房や冷たいもので冷えるとカラダはどうなるのか?
冷えとは、手足やお腹、腰など、カラダが、「冷たい」「寒い」と感じること。
冷房の効いた室内に長時間いるとカラダは体温を維持しようとして血管は収縮します。
そのため、血液の巡りが悪くなり、カラダの手足から冷えています。
また、外の暑さと冷房の効いた室内との温度差が大きいとカラダはうまく対応しきれず、自律神経が乱れ、血管の巡りが悪くなり、カラダの手足から冷えていきます。
暑いときに美味しい、冷たい食べ物や飲み物ですが、これが冷えの大敵。
氷入りのドリンクなど、冷たい物をとった場合、約37℃であるはずの内臓が一気に冷えてしまい、その冷えた内臓を温め直すには大変なエネルギーと時間が必要になるのです。
内臓が冷えると下痢しやすくなります。
暑い夏におなかの調子が悪くなる人が多いのはそのためです。
冷えの自覚は男性よりも女性に多く、20才以上から年齢が上がるほど多くなります。
冷房や冷たい物など、夏の生活に入り込んだ冷えの原因も少しの意識でカラダはみるみる温まっていきます。
食べ物・飲み物の温度にきを配る
暑いときは冷たい飲み物や食べ物が欲しくなりますが、常温、もしくは体温以上のものを飲んだり食べるようにしましょう。
冷たいものはカラダを冷やします。
毎日、汁物をプラスする
温かい味噌汁やスープなど、食事の時に汁物を摂るようにしましょう。
それだけでカラダの内側からじんわり温まります。
また、温かい物をゆっくり食べることはカラダをリラックスさせ自律神経のバランスも整えてくれます。
「ゆっくり」を意識して温かい物を食べると、心もカラダも温まっていきますよ。
間食には「ドライフルーツ」
水分の多い食べ物やフルーツ、白砂糖、小麦は体を冷やしやすい食品です。
おやつを食べるならカラダを温めながら栄養を摂れるドライフルーツは最善。
干芋、レーズン、栗、桃、あんず、生姜、などは、東洋医学ではカラダを温める「陽」のフルーツと言われています。
鉄分が豊富に含まれているので、生理前のカラダにもおすすめです。
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