「ベジブロス」とは、野菜から取っただしのことで、一般にも徐々に浸透しています。
お料理をしていると、ヘタや芯、皮や種など、野菜のくずは毎日出るものです。
捨ててしまうのが常ですが、実はこの野菜くずこそ“ベジブロス”の材料になるのです。
野菜だしを取るために用意するのは、皮や切れ端やヘタなど。
基本的に冷蔵庫に残っている余りものや貯めておいたものでOKです。
材料(1L分)
・好みの野菜:切れ端を250g前後
※例:たまねぎのヘタと皮、ねぎの青い部分、大根の皮、にんじんのへたと皮、トマトのヘタ、なすのヘタ、りんごの皮など
・水:1300ml
・酒:小さじ1
作り方
1.大きい鍋に分量の水と野菜の切れ端を入れ火にかける前に小さじ1のお酒を入れる。
※お酒がうまみを引き出し、臭みを消してくれます。
2.火にかけたら沸騰する直前までは強火で、ふつふつしてきたら弱火にし、20~30分煮こむ。野菜が踊るくらいの弱火にする。
3.火を止めたら、ボウルにざるをのせて野菜を濾(こ)す。
野菜の選び方のコツは?
A.基本の野菜と季節の野菜を組み合わせて作ります。
※アブラナ科の野菜(菜の花など)は独特の風味が強いので、気になる人は入れずにおいた方がいいかもしれません。
何種類くらいの野菜を使うのがよいですか?
A.5種類以上。多ければ多いほど深みがあり、様々な料理に合う味に仕上がり
ます。どうやって保存したら良いですか。
A.密閉容器やタッパーに入れて冷蔵保存で3日です。あるいは冷凍保存もOK。
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