自分よりも年下の人の動きのキレや引き締まった体型を見て羨ましいと思った瞬間から中年の扉が開かれます。
中でも、目に見えてわかるのが腹筋の衰えでしょう。
腹筋が衰えてくると同時に、背筋も緩んで姿勢が崩れ、腰痛の原因になります。
また、肋骨のガードが緩むので内臓の働きが低下して疲れやすくなり、お腹周りに脂肪が付きやすくなります。
若いころ痩せていた人でも、ある時期から急に、ぽっこりお腹になるのは、加齢による基礎代謝の低下のせいでもありますが、それ以上に腹筋の衰えが大きく影響しています。
腹筋の衰えには、日頃の姿勢と歩き方が密接に関係しています。
普段から姿勢が悪い。
歩かない。生活を送っている人ほど、腹筋の衰えが早いのです。
車での移動が多く、普段からあまり歩いていない人ほど積極的に腹筋を鍛えるようにしましょう。
腹筋には“腹直筋”と脇腹の“腹斜筋”がありますが、腹斜筋のトレーニングはねじる運動のため腰痛を引き起こしかねません。
自信のない人は肋骨から骨盤の下方までのお腹の真ん中にある腹直筋を鍛えるトレーニングをすると良いようです。
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