率先して仕事を手伝っているのに感謝されない
人のために頑張ったのに、感謝されないとイライラするものです。
直接相手には言えず、溜め込んでいる人も多いと思います。
それは、メンタルヘルスに良くありません。
かと言って「もっと感謝しろ!」とストレートに相手に感情をぶつけても相手を不快にさせるだけです。
こういった場合の怒りやイラダチは、正義感の裏返しで、「感謝するべきだ」と言う規範や価値観を持っているから生まれる感情だと言えます。
対応策として相手を尊重した上で自己主張をする。
イラダツ自分を認め、それを否定しないこと。
その上で「私」を主語にして冷静に自分の気持ちを伝えるのがポイントです。
例えば
私「大変そうだね!手伝おうか?」
後輩「じゃあ、これをお願いします」
2時間後
私「できたよ!あれッツ?」
同僚「彼女なら、先に帰りましたよ!」
・・・仕事を手伝ってあげたのに、帰ることを告げず、先に帰ってしまった後輩に対して「先に帰っちゃって、私、ビックリしたよ!今度から声をかけてね!」と伝えると良いでしょう。
その際に、相手が納得せずに機嫌を損ねる可能性を考慮しておくと、イライラを減らすことができます。
ワンポイント
他人の気持ちはコントロールできない。
怒りは、大切な感情なので我慢しない。
自分を主語にして冷静に要望を伝えよう。
育児や介護のせいで仕事に注力できない
限界を知り、現実を受け入れる。
同じ悩みを抱える人と話してみよう。
共働き家庭でも、現実的には女性が育児の中心になっています。
本当は、もっと仕事に打ち込みたいのに、育児のせいで力を注げない、という女性も多いです。
築いてきたキャリアが、育児で中断する不安もあり、イライラしたり、落ち込んだりネガティブになるのも理解できます。
「私が睡眠時間を削るしかない」と思いつめると、体を壊すリスクも高まるでしょう。
この問題は、育児を介護に置き換えてもよくあります。
このケースでは、同じような立場の人と話すことです。
悩みを打ち明け「お互いによくやっているね」と認め合うことができれば、現実を受け入れられる。
それと同時に、他の人は、どうしているのかというノウハウを教え合えば、現実を受け入れヒントや手段を得られる可能性が高くなります。
ワンポイント
現実を受け入れ自分を労う。
同じ立場の人とノウハウを共有する。
苦労は必ず成長につながる。
出典:マジ 会社に行きたくないんですけど そらふブックス
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