湿気による“ うねり” を防ぐために!

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髪が広がらない方法ひ梅雨の湿気に負けないスタイリングとヘアケア

スタイリング前に水分を与える
ドライヤーやアイロン・コテでスタイリングをする前にあらかじめ、ヘアケア用ミストタイプのスプレーでしっかり水分を与え、ドライヤーをかけておきましょう。

「水分でうねるのにさらに水分?」「しかもドライヤーで乾かして意味あるの?」と疑問に思うかもしれませんが、普通の水とは違いヘアケア用スプレーは、髪内部に保湿成分を届けるのが目的です。

最初にしっかり芯まで潤いを与えて、その後表面に残った余分な水分をドライヤーで飛ばせば、キューティクルを閉じさせつつ髪内部の潤いを保ち、余計な水分吸収を防ぐ効果があります。

※ あなたの髪質・うねり・広がり具合を考えて、適切なヘアケア用アイテムをアドバイスさせていただきます。お気軽にご相談くださいね!

アイロン・コテは温度と時間に注意
スタイリングでコテやアイロンを使う場合、温度が低すぎると傷みが少ないもののしっかりクセづけができず、高すぎるとクセづけができても傷みが発生して、キューティクルが開いてしまいます。

クセづけと傷みのバランスをとるために、
・温度は150〜180度
・毛束は3cm程度の幅で少なめに取る
・髪にコテ・アイロンを当てる回数は1ヶ所につき1回、3〜5秒間だけ

これらを守ることで、熱を与える回数を減らし、傷みを最小限に抑えて、しっかりスタイリングができます。

また、コテ・アイロンが完了後、すぐにカールをほぐしたり、クシを入れたりして、形を整えないようにしましょう。

髪に余熱が残っているということは、まだクセづけが未完成の状態です。

この時にほどいたりクシを入れたりで別のスタイリングをしてしまうと、しっかりコテやアイロンでつけた形状記憶がゆるんでしまい、少量の湿気でもだれやすくなってしまいます。

髪の毛がしっかり冷えてから、その後のスタイリング工程に移るようにしてください。

湿気に強い髪を作るには・・・
日頃のホームケアも欠かせません。

シャンプーは1日1回、夜がオススメこれから暑くなると夜寝る前と朝起きてからの2回、シャンプーをしたくなるかもしれません。

しかしシャンプーをしすぎるのはNG
髪の必要な油分も落としてしまいます。

また、朝のシャンプーはドライヤーの時間も短くなりがちで、髪に水分が残ってしまい、キューティクルが閉じきっていない状態でスタイリング・外出となれば、午後には髪がボサボサになってしまいます。

シャンプーは、夜1回のみにして髪の傷みを最小限に留めましょう。

トリートメントは必須
シャンプーのあとは、コンディショナーよりもトリートメントをしっかり行いましょう。

コンディショナーは、髪の表面をツルツルにコーティングするだけです。

トリートメントは、髪の内部に栄養を届ける役割を持っています。

湿気に強い髪を作るには、髪の健康が第一です。

トリートメントで髪本来の強さを育て、湿気に負けない対策をしましょう。

参考まで