コロナ対策のマスク着用について、政府は屋外では周囲との距離が十分とれなくても会話が少なければ「必ずしも必要ない」2才以上の就学前の子どもは一律にマスク着用を求めないとする見解を5月20日午後に発表しました。
・・・と言われても・・・⁉
実際には、急にマスクを外せないひそこで、湿気の多い梅雨から熱い夏に心配なのが“かくれ脱水”
マスク着用中の「かくれ脱水」について
人体にはたくさんの水分が含まれています。
成人男性で体重の約60%、新生児はなんと80%も「体液」とよばれる水分でできています。
この水分が、少しだけでも減少することで生体バランスが崩れ、体力の低下、肌の乾燥、疲労感など身体に悪影響を及ぼします。
しかし、マスクが必須になり常にマスクを着用している為、喉の渇きが分かりにくくなり、水分補給の回数が減ります。
隠れ脱水のサインを見逃すな
・手先などの皮膚がカサカサする
・口の中がネバネバして食べ物が飲み込みにくい
・やる気や活力が低下しダルさを感じる
・めまいや立ち眩みでフラッとする
・靴下のゴムの跡が脱いだ後10分以上残る
特に子供は・・・
・泣いているが涙の量が少ない
・食欲がない
・皮膚に弾力性がない
こうなる前に
・喉が渇いていなくてもこまめな水分補給を心がける
・加湿器などで部屋の中を適度に加湿する
(室内での快適は湿度は40~60%)
上手にお水を摂るポイント
寝起き → 睡眠中に失われた水分を補いましょう。
喉の渇きを感じる前に →喉が渇いたときはすでに水分が不足している証拠です。
食前 → 水分補給時はなるべく胃が空の方がベスト!
タイミング次第でむくみの原因に!
汗をかいた後 → 汗をかいた水分不足を補い、体温を下げる効果があります。
入浴前後 → 入浴中も汗をかき水分を失うので前後は必須です。
運動前後 → 屋内でのスポーツは特に熱中症になりやすいので運動中もこまめな水分補給を!
水分不足を疑うべきチェック項目
・喉は渇いていませんか?
・尿の色は濃くありませんか?
・爪を押して離したときにすぐにピンク色に戻りますか?
・手の甲をつまんで離したときに跡が残りますか?
・口内の乾燥は気になりませんか?
・便秘ぎみではありませんか?
アルコール・カフェイン飲料は「水分補給」としては適していません。
また、清涼飲料水やスープ飲料など砂糖や塩分の濃度が高い飲料を摂取した場合、水分が体に吸収されるのが遅くなってしまうので注意が必要です。
参考まで