人は寒さを感じると、白色脂肪細胞というエネルギーをたくわえる細胞から燃料を受け取り、褐色脂肪細胞でエネルギーを燃やすことによって、熱を生み出し体温を上げます。
この【寒さを感じる→褐色脂肪細胞でエネルギーを燃やす→全身に暖かい血液が流れ、体温が上がる】といったサイクルを起こすことが、体温を上げるポイントの一つとなります。
そして、もう一つのポイントは、エネルギーを燃やす褐色脂肪細胞が密集する肩甲骨の周りに刺激を与えること。
肩や首周りに刺激を与え、褐色脂肪細胞を活性化しながら、基礎体温を上げる運動をご紹介します。
体温UP法
1)水を凍らせたペットボトルを握り、褐色脂肪細胞にスイッチを入れる。
2)平泳ぎするように腕を回し。首を上下に動かす。
3)15秒したらお湯で手を温めるこれを5回繰り返す。
4)寒さを感じとる冷点が多い手を冷やします。
体に寒いと認識させることで、脳に体温を上げなければいけないと思いこ
ませ、褐色細胞に働くスイッチを入れます。
5)腕や首を動かすことで、褐色脂肪細胞に刺激を与え、よりエネルギーを燃
やすよう促します。
6)手を温め、全身に温かい血を流すことで体温を上げることができます。
参考まで