セスキ炭酸ソーダって何?
重曹ににている白い粉でサラサラした結晶状で、常温で長期間保存しても変質しません。
セスキ炭酸ソーダは、重曹では落とせない、油や血液汚れも落としてくれる上に、環境にも優しい魔法の粉。
重曹に比べて水に溶けやすく、また、アルカリの強さがほどほどなので、洗浄力があるのに手荒れの心配が少ないスグレもの。
しかも、汚れを落とすパワーは重曹の10倍!
重曹と炭酸塩のちょうど間のセスキ炭酸ソーダ(ph9.8)別名アルカリウォッシュ
炭酸塩の方が汚れは落ちやすいですが、手あれの心配があるので、セスキ炭酸ソーダがおすすめ!
★セスキ炭酸ソーダの得意なこと
汚れの主成分にある脂肪酸(油脂が分解されたもの。皮脂・垢や台所の油汚れも)やタンパク質(台所汚れに多く含まれる。血液などにも)を溶かす効果もあります。
★セスキ炭酸ソーダを使った簡単掃除術
油汚れに強いセキススプレーを作ります。
【基本のスプレーの作り方】
水500cc+セスキ炭酸ソーダ小さじ1をスプレーボトルに入れてできあがり。
汚れがひどい場合は少し濃い目に作ります。
たんぱく質を溶かすので、皮膚が弱い人は手袋をした方がいいです。
シンク・排水口・三角コーナーのぬめりにスプレーして数分置きスポンジで
こすります。
消臭効果で臭いを中和消臭します。
細かい網目には歯ブラシを使います。
使った歯ブラシにもスプレーして少しおいた後、水洗いすればまた使えます。
セスキスプレーを使った浴室掃除は簡単
スプレーを、浴槽にふりかけて数分おいてから掃除するとすぐに皮脂汚れが落ちます。
その際、水だけで汚れを落とせるバススポンジを使うとさらに効果的です。
セスキ炭酸ソーダを使った簡単洗濯術
セスキで洗濯する場合、洗濯層にそのままパラパラっと投入。
洗いは気持ち長めにして、すずぎは1回でOKです。
よごれのひどい物は、セスキで1晩くらい漬け置きしてから洗うとよいです。
ふつうの洗剤のかわりにセスキ炭酸ソーダを使って洗濯すると、繊維を傷めずふんわりと洗い上がります。
アルカリで汚れを落とすので泡が立たず、すすぎは1回でOKです。
洗濯にセスキ炭酸ソーダを使うと、洗濯槽の黒カビの発生も少なくなります。
使用量は、水30Lにセスキ炭酸ソーダ大さじ2杯が目安です。水が少しヌルっとした感じになればOK。
汚れがひどい時は多めに入れましょう!
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