私たちの体のすべての器官をコントロールしている自律神経。
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、究極のアンチエイジング法はこの2つのバランスを整えること。
起 床
×すぐに
朝、目覚めたばかりは血圧が下がっているので、急激に動くと起立性低血圧(立ちくらみ)を起こしやすくなります。
40代以降はその傾向が強まり、転んでケガをする危険も。
○ゆっくり
目が覚めたら仰向けのまま膝をつけて両足を軽く曲げ、ゆっくり左右交互に倒す。
3~5分間続けると自律神経がスムーズに活動モードになり、快調なスタートが切れます。
朝 に 水
×飲まない
顔がむくんでいるから、と水を控えるのはNG。
むくみの原因は、睡眠中に水分が失われるために生じる水不足です。
むくむと自律神経のバランスは乱れます。
○飲む
睡眠中に0.5~1リットルの水分が失われます。
補給のために起きぬけに1杯の水を飲みましょう。
胃腸が刺激され副交感神経の働きも高まり、便秘予防・解消につながります。
朝 の ト イ レ
×毎日必ず
体調によって、あるいは環境の変化によって便通がない日もあるでしょう。
それなのに「毎日出ないとダメ」と思い込み下剤を飲み続けると自律神経が乱れ、便秘も悪化します。
○自分のペースで
人によっては2日に1回、3日に1回でOKという場合も。
それで便がすっきり出ているなら問題ありません。
ただし、出ない日でも毎朝トイレに行く習慣だけは続けましょう。
1 日 の 反 省
×しない
夜は物事をネガティブにとらえがち。考えごとはやめる、という人もいるでしょう。
しかし、嫌なことほど形(文字)にすると、とてもいい心のデトックスになるのです。
○する
1日の終りに7行前後の短い日記をつけることは自律神経を整えるために効果的。
最初に「その日で一番失敗したこと」最後に「その日で一番感動したこと」を書きましょう。
ス ト レ ス
×避ける
「ストレスや不安は体に悪いから感じないようにしよう」と意識すればするほど、かえってストレスや不安を強めることになり、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
○あえて感じる
ストレスを軽くする最大のコツは、逃げずにストレスをあえて感じるようにすること。
自律神経のバランスを整えるためにも、適度なストレスは必要なのです。
出典:ほんとうは体によくない100のこと PHP出版
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