家の中のお風呂場、洗面所は洗濯機や乾燥機に熱がこもりやすく湿気もあります。
このような場所で、長時間過ごすときは注意しましょう。
また、家の2階(最上階)は昼間に上がった気温や湿気により熱がこもっています。
2階(最上階)に寝室がある場合は、窓を開ける、冷房をつけるなどして環境を整えるようにしましょう。
気付かない内に脱水していることも
人間は発汗以外にも皮膚及び呼気から水分を失っています。
これは不感蒸泄と呼ばれ、意識しなくても起こることですので、汗をかいていなくても水分補給は必要となります。
体重60kgの人が平熱、室温28℃の環境で1日に900ml
体温が1度上昇すると約15%増加すると言われています。
お茶やビールは、水分補給にはなりません
お茶やアルコールには利尿作用があり、身体の中の水分を外にだしてしまうため、水分の補給に適していません。
また、汗には塩分(ナトリウム)などの電解質(イオン)が多く含まれているため、水だけ補給しても熱中症の予防にはなりません。
0.1%~0.2%の食塩水やイオン飲料、経口補水液を摂るようにしましょう。
室内でも、こまめな水分補給が必要
室内だと、のどの渇きを感じにくくなったりすることもあります。
喉が渇いたと感じていなくても、こまめな水分補給を心がけましょう。
特に、高齢者はトイレの回数を気にし水分摂取を控えてしまうこともあるので、積極的な対応が必要です。
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