肩甲骨は同じ姿勢を長時間することによって固まっていきます。
とくにデスクワークは肩甲骨にとって諸悪の根源です。
日々の生活の中で体にいいことは毎日継続して習慣化することが大切です。
起床後や就寝前、仕事中の休み時間など、いつでもどこでも5分あればトライできます。
・起きる前に伸びをする。
・メイク前に鏡の前で姿勢を正して胸を張って深呼吸を2~3回。
・出勤前に耳横バンザイストレッチ。
・休み時間に背もたれストレッチ。
・パソコンに30分向かったら肩甲骨をよせる、背もたれストレッチを行
う。
肩甲骨周りを大きめに動かすストレッチを取り入れていきましょう。
コリが解消するだけではなく気持ちもリフレッシュして、仕事が効率よくはかどるので一石二鳥です。
朝昼夜、時間帯別「肩甲骨はがしの効果」
時間帯によってストレッチを変えたりすることで効果は倍増です。
朝「肩甲骨はがしに理想的な時間帯」
寝ている間はあまり動かないので朝起きると人間の体は硬くなっています。
その状態を「ほぐす」起きてすぐのトレーニングは1日の活動を活発に行うのに最適です。
後ろ腕ストレッチ
1、机やテーブルの前に立ち右足を一歩前に踏み出して両手のひらを天板に後ろ手につけ、そのまま軽く3秒間押す。
2、そのまま右ひざを前に出して重心を前に移動、腕の力を抜きリラックス1~2を3回繰り返したあと最後に20秒キープ。
ゆるやかなストレッチをした後に手足をぶらぶらしてさらに体をほぐし、体操などの大きな動きのあるものを行います。
昼「生活の中で軽く体を動かす時間を作る」
昼は忙しくトレーニングの時間がないという人多いと思いますが、家事の途中や勤務中など軽く体を動かすのも大切です。
背面引き上げストレッチ
足を肩幅に開き下腹部にギュッと力を入れ、胸を張ってアゴを引いて背筋をのばす。
両手を背中に回して組む。
アゴを引き腰を曲げないようにヒジを伸ばしたまま組んだ手を10回引き上げる。
胸を張る、伸びをするなど少し動かすだけでも肩こり腰痛は防げます。
夜「ゆっくりストレッチで疲れをいやす」
日中に動き回った一日の終わりには、ジワッとした静的ストレッチがオススメです。
タオルストレッチ
1、両手でタオルを持ち後頭部の出っ張りの下あたりにタオルをひっかける。
2、目の高さより下にタオルの端がくるようにピンと引っ張ってしっかり固定をする。タオルに頭を押し当てるようなイメージで10秒ほど力を入れる。
3、力を抜いてリラックスする、特にお風呂上がりは体も温まっているのでストレッチ効果が高まります。体操よりゆっくりとしたストレッチをしてからそのまま寝ましょう。
参考まで